朝から雨が降ったりやんだりの京都東山です。今日の暦を見ますと、一粒万倍日なのですが、仏滅と重なる日となっています。
そして、二十四節気の「雨水(うすい)」となります。【陽気地上に昇り雪氷解けて雨水となる、草木春陽に誘われて枝葉萠し動く】です。昨日、うぐいすが鳴いていましたよ。 ほぅ法華経~♪
日ごとに温かくなり、山の雪や氷が解け始め、雨がよく降るようになってきます。一方で、その雨が雪になるかもしれないという三寒四温の季節でもありますね。昔から、雨水は農耕を始める時期の目安とされてきたようです。
また、草木に芽吹きの兆候が見え始める時期ですよね。この頃、草の中で冬を越した害虫を一掃するために地域によっては野焼きをするところがあります。焼け跡の灰は芽生えてくる草の成長を促すことになり、その草はいずれ馬や牛の無肥料の良質な飼料となっていきますね。
雨水の次は、土の中から虫たちが動き出す啓蟄(けいちつ)です。京都の底冷えもそろそろ終わりでしょうか。今日も楽しい一日を。