冬至ですね

 

 いいお天気なのですが、ぐっと気温が下がって寒い京都東山です。今日は「冬至」ですね。1年で最も昼間が短く、夜が長い日となります。

 冬至と言えば、1.ゆず風呂に入る、2.カボチャを食べる、3.「ん」がつく食べ物を食べる、という習慣が有名でしょうか。

 ところで、このゆずは「融通」に由来している説があるそうです。融通とは「融通無碍(ゆうずうむげ)」という、華厳経(けごんきょう)からの由来です。ちょうど、布教研修会で教わったところです。

 デジタル大辞泉には、「考え方や行動にとらわれるところがなく、自由であること。また、そのさま。」とあります。これは、自分の考えを柔軟にして、人付き合いをうまくやっていくこと。人だけでなく、動物、植物、自然など、とにかくあらゆるモノ、コトと共存共栄していく壮大な考え方なのだと思います。

 今夜はそんなことを考えながら、ゆずを浮かべたお風呂に入ろうと思います。爽やかないい香りは気持ちも落ち着きますし、ゆずの果汁や果皮には「ビタミンC」が豊富に含まれているので、風邪予防にもなるとのことです。

 それはそうと、みなさん宅では、ゆずは切ったものをネットに入れて湯舟に浮かべますか?それとも丸ごとぷかぷか浮かべますか?ちなみに我が家はぷかぷかの方ですよ。今日も楽しい一日を。