Bing

 

 いいお天気の京都東山です。今日は「大安」「一粒万倍日」「天恩日」「母倉日」が重なる吉日となります。京都、曼殊院門跡では、新しい御門主(もんす=住職のこと)の晋山式が行われます。

 このようなときに欠かせないものは挨拶です。お役をたくさんお持ちの方ならそれぞれの集まりで話す内容を考えるのは結構大変なのではないでしょうか。意外と慣れて苦でもないのかもしれません?反対に新人の方はあれこれ何を話そうかとお困りでしょうか。私も町内会長を仰せつかっていて、近々総会があるのですが、あいさつはどうしようかと考え始めています。

 そこで、最近何かと話題のAI(人工知能)を使ったチャットサービス「ChatGPT」と「Microsoft Bing」を試してみることにしました。お題は「町内会総会のあいさつを考えてください」です。両方ともまずまずの解答でしたが、Bingの方は例文だけでなく、考え方を示してくれました。またそれらの出典もわかります。Bingのはこたえは次の通りです。

【自治会総会での挨拶については、まず参加してくれた方々に感謝の気持ちを述べることが大切です。また、自治会の活動報告や今後の方針について説明するとともに、参加者の方々からの意見や要望を聞く場としても重要な役割を担っています。以下は、自治会総会での挨拶例文です。「ご参加いただきありがとうございます。私たち自治会は、皆様のご協力により地域の安全・安心・快適な生活を支えることができております。今後も皆様と共に地域を盛り上げるために、より一層努力してまいります。本日は、自治会の活動報告や今後の方針について説明させていただきます。また、参加者の皆様からの意見や要望をお聞きする場としても大切な総会です。どうぞよろしくお願いいたします。」】

 こんな感じです。多少推敲する余地はあるものの、まんざら使えないこともなさそうです。「ChatGPT」と「Microsoft Bing」を合わせるとより良い挨拶が作れそうです。

 ということで、これからの時代は文章を作る能力と合わせて、いかにパソコンを使いこなせるようになるのかも重要になるのかもしれませんよ。気になる方は一度お試しになってみてください。今日も楽しい一日を。