ところどころ青空は見えますが、おおむね曇り空の京都東山です。さて、昨日のことになりますが、北野天満宮で北野御霊会(きたのごりょうえ)が執り行われました。
ネットニュースなどによりますと、北野御霊会は疫病退散などを願う神仏習合の法会で、平安時代に始まり、勅祭として行われていましたが、応仁の乱などによって途絶えていたところ、令和2年に再興されたものです。北野天満宮から神職の方、比叡山延暦寺から僧侶方が出仕されました。
法会では、宮司さんは祝詞を、お坊さんは法華経などを奉読し、神道と仏教が一体となって、新型コロナウイルス終息や国家安寧などを祈願されたとのことです。
そもそもこの法会は、政治的な陰謀などで無念に亡くなった人が、この世で祟りを起こすという考えから、その御霊を鎮めようと始まったようです。くわしくは次のURLにて紹介されていますので、ご興味がおありでしたら、ご参照ください。今日も楽しい一日を。
■再興された北野御霊会↓↓