巨峰

 

 曇り空の京都東山です。今日は、「や(=8)み(=3)きん ぜろ(=0)」の語呂合わせから「ヤミ金融ゼロの日」です。手元にある暦にも載っているのは意外でした。闇金漫画といえば、「ミナミの帝王」でしょうか。テレビで放送されていますと、よく観てます。

 さて、御供に「巨峰」があがりました。一般的なぶどうと比較すると、大きな粒と強い甘みで美味しいですよね。

 大井上理農学研究所の大井上康先生によって、「石原早生」という品種と、「センテニアル」という品種を掛け合わせて1942年に誕生したそうです。その後、福岡県久留米市田主丸町で栽培に成功し、1955年に商標登録され知れ渡るようになりました。巨峰という名前は、伊豆の研究所から見える富士山にちなんでいるそうです。糖度は18度から20度程度と高く、紫黒色の大粒の巨峰の出現に、当時の人々は大変驚いたそうです。今では、産地や果樹園によって、種なしのものもありますね。特に名産地と人気が高いのは、1位・長野県、2位・山梨県、3位・福岡県です。長野県と山梨県は、ぶどう生産地としても有名ですよね。

 そのまま食べてもとても甘くて美味しいのですが、私は、「巨峰の生ハム巻き」にして食べたりします。ポリフェノールを摂りたいなら皮ごと食べるのがよいらしいのですが、私は、ちょっといただけないかな。手は汚れますけど、皮を剥いて食べる派です。ブドウ糖、アントシアニン、カリウムなどが含まれていて、朝食でいただくと健康にもよいそうですよ。今日も楽しい一日を。