葬式も時短?

 毎晩よく降りますが、昨夜は大雨でした京都東山です。今朝は曇り空となっております。

 さて、葬式の依頼がありました。最近は家族だけで執り行う家族葬や、オンライン葬がほとんどになっているようですが、コロナ渦中では致し方ありません。葬式が終わってから、訃報が届くようになりました。

 それに、法要後のお斎もなくなりつつあるに思えます。久しぶりに親族が集まって近況報告したり、子供たちの成長を喜んだり、故人の話で偲んだりと、このようなこともなくなるのは寂しい限りです。中には少人数の方が楽だとかいう方もおられるようですが、これはどうなんでしょうか、忘己利他の精神をお持ちじゃないのかしら。

 さらに、葬式も出来れば簡略化で短めにお願いしますとか、葬式と繰り上げ初七日法要を一緒にお願いしますとか依頼されます。関西では、葬儀、火葬場、戻って初七日法要ですが、葬儀と初七日を一度に済ませてから、火葬場、荼毘中に食事をして、お骨あげを済ませて解散と、時短とでもいうのでしょうか。関東はこのようなやり方だと聞いたことがあります。

 コロナウィルス問題が解決して元にもどればよいのですが、このような簡素化が普通になってしまわないのかと思った次第です。今日も楽しい一日を。