正五九参り

  

しょうぐうさん
いいお天気の京都東山です。今月は9月ということで、「正五九参り」をしましょう。正月と五月と九月にお参りしましょう、ということです。

 なぜ、その月にお参りするのかと申しますと、諸説あるようですが、まずは、日本人の農耕文化からきているという神社説です。春は2月、種まきに先立って、農事安全を祈り、5月になると田植えがはじまり五穀豊穣を祈る、そして、9月には稲穂の収穫を迎えて豊穣に感謝するというお参りをしたことから始まったとされるものです。

 一方、お寺説はといいますと、もともとインドから伝わったもので、正五九の各月になると、仏さまがその人の善悪ぶりを視察に来られるという伝承があり、その月は特に修行に励んだり寺へ参拝に行ったりしたというところから始まったという説です。他には、goo国語辞典に「陰暦の正月・5月・9月の称で、忌むべき月として、結婚などを避けたり厄払いのために神仏に参詣したりした」との記載もありました。

 一般的に正五九参りをすれば普段の月よりも御利益を頂戴できるといわれています。

 ざっと、ご縁日を調べてみますと…

  • 1日、16日 歓喜天
  • 4日 阿閦如来
  • 5日 弥勒菩薩
  • 8日、12日 薬師如来
  • 13日 虚空蔵菩薩
  • 14日 普賢菩薩
  • 15日 阿弥陀如来
  • 18日 観音菩薩
  • 23日 勢至菩薩
  • 24日 地蔵菩薩
  • 25日 文殊菩薩
  • 28日 大日如来・不動明王・三宝荒神
  • 30日 釈迦如来
  • 午の日 稲荷神
  • 亥の日 摩利支天
  • 1月,5月,9月の最初の寅の日 毘沙門天
  • 甲子の日 大黒天
  • 己巳の日 弁才天
  • 庚申の日 帝釈天・青面金剛  

などです。

 このような行事の時は寺へ参拝に行くという自分への戒めのひとつとするのでもよいですし、日常の暮らしのなかで仏さまを想うことが大切ですね。今日も楽しい一日を。