仏壇の日


 いいお天気の京都東山です。今日も37℃まで気温が上がる予報ですから、お体お気を付けください。今日は、一粒万倍日です。取り組んでいることを見直して、万倍委の成果につなげましょう。

 さて、今日は「仏壇の日」です。天武天皇が白鳳14年3月27日に詔をもって、「諸國家毎に佛舎(ほとけのみや)を作り、即ち佛像と経とを置きて礼拝供養せよ」と命ぜられたことにちなんで、毎月27日を仏壇の日として制定されました。また、昨日、7月26日は「幽霊の日」でした。これは、江戸時代の歌舞伎『東海道四谷怪談』(1825年)が初演された日に由来するそうです。

 そして来月は「お盆」がありますねえ。帰省に旅行へと様々な計画を立てられていることと思いますが、もちろん、お墓参りの計画、ご先祖さまをお迎えするためのお清め、灯り、お香の用意も余念がないはずです。この時期は、いつもより「目に見えない何とも言えない気配」がそっと近づいてくるような、そんな不思議な感覚になったりしませんか。

 しかしそれは決して不気味や恐怖ではなく、安心を得られたり、懐かしさのようなものではないでしょうか。昔から、人びとは、目に見えない大いなる存在とお付き合いをしてきました。直接、会話できないかもしれませんが、感覚的に感じたり、話しかけたりできたのかもしれません。見えないけれど、信じてうまく付き合えば、結構幸せに暮らせるように思うのですが。今日も楽しい一日を。