さて、7月21日のことではあったのですが、八坂神社の本殿前にある舞殿にて、日本三大祭りと称される「祇園祭」に合わせ、延暦寺一山住職出仕のもと「八坂礼拝講」が奉修されました。
「延暦寺時報」によりますと、祇園祭は古来より「祇園御霊会」といわれ、貞観11年(869)、全国に疫病が流行した際、当時の国の数にちなんで66本の矛を建て、祇園牛頭天王を祀り、災厄の除去を祈ったことに始まるとされています。八坂神社は平安時代後期には、祇園感神院として延暦寺の直轄に置かれ、共に御霊会を修したと伝わり、昨年、八坂神社とのご縁を得て、明治維新の神仏分離以来となる祇園御霊会を神仏習合の形で「八坂礼拝講」として復興しました。ということです。
私は、所用にて参拝に行けなかったのですが、来年は足を運んでみようと思います。今日も楽しい一日を。(写真は延暦寺時報に掲載されていたものです)