暑中御見舞い申し上げます。

 いいお天気の京都東山です。連日暑い日が続いていますね、京都は気温36℃の予想となっております。今週は、猛暑日の多い週となるそうですので、熱中症などにお気をつけください。

 ということで、二十四節気は「大暑」を迎えました。うなぎでお馴染みの土用の丑の日ももうすぐですね。この暑さの中、暑中見舞いはお出しになりましたでしょうか。あの方はお元気かしら、どうしていらっしゃるのかしら? との気遣いですよね。仏教にも、相手に優しい言葉をかけたり、思いやることを心施(しんせ)といいます。

 小暑から立秋の前日までが暑中見舞いの時期といわれていますが、今実感する暑さにこそお見舞いの気持ちが沸いてきます。「暑中お見舞い申し上げます」のお決まりの挨拶とともに、ちょっとした気遣いを伝えてみることも、夏らしくていいんじゃないでしょうか。

 昨今ではインスタグラム等のSNSで日々発信できますし、LINEなどでも簡単に連絡をとれるようようになりました。なのに、今更暑中見舞いなんか書く暇ないよ~という風に思われるかもしれません。それでも、しばらくご無沙汰だなと感じる人だったり、ふと思い出した友達などおられるのではないでしょうか。SNS全盛の現代だからこそ、ちょっと手の込んだ季節のお手紙、お葉書は受け取った方にとっては嬉しいものに違いありません。相手の喜んでいる顔を想像しながら暑中見舞いを作れば受け取った人もその気持ちを受け取れて、暑い夏もきっとがんばれると思いますよ。では、今日も楽しい一日を。