会報「きらめき」

きらめき
 曇り空の京都東山です。さて、一隅を照らす運動機関紙「きらめき」が届きました。今回は比叡山で一緒に修業した同期のことが載っていました。

 一隅を照らす運動は、伝教大師最澄さまの御心を大切にして、家庭を、社会を、明るく心豊かにしようとする人々が手をつなぐ集いです。ご入会いただくと、一隅を照らす運動正会員として登録され、会報「きらめき」(年4回)や様々な行事のご案内が送られてきます。また、会費の一部を国内外の救援活動や環境保全活動に充てられます。

 天台宗は、比叡山延暦寺を開かれた伝教大師最澄さまが開宗された宗派です。伝教大師は、すべての存在が「仏」であるという法華経の精神に基づいて、比叡山に一乗止観院(のちの根本中堂)という草庵を結び、「不滅の法灯」をともして仏道修行に励まれました。

 また、伝教大師は「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」と教えられました。天台宗では、大師の教えを現代に受け継ぐべく昭和四十四年から「一隅を照らす運動」を展開しております。一隅を照らす運動は、自分自身が一隅を照らす人(菩薩)になるように努め、その輪を社会に繋げていこうという運動です。皆さまのご参加をお待ちしています。詳しくは、ホームページをご覧ください。今日も楽しい一日を。

https://ichigu.net/kirameki/index.php