さて今日は「猫の日」ですね。愛猫家の文化人や学者が集う「猫の日実行委員会」と一般社団法人ペットフード協会が、猫の鳴き声の「にゃん」「にゃん」「にゃん」と、日本語の「２」「２」「２」の語呂合わせにちなんで、全国の愛猫家からの公募によって１９８７年から制定されたとのことです。「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日」で、猫に関するキャンペーンやイベント、啓蒙活動が行われるようです。
実はもともと猫は、 仏教ではあまり歓迎されない動物でした。猫のことを良く書いてある仏典は皆無に等しいのだそうです。むしろ、「悪いことをすると猫に生まれ変わる」というようなことが記されているものがほとんどなのだそうです。ところが、大事なお経典を守ってくれたのも、猫でした。経典などをネズミの被害から守るために遣唐使船などに乗せらていたのです。
化け猫に招き猫、ネズミ除けの神さまと様々な扱いをされるネコですが、今ではネズミ捕りの任務はほとんどありませんが、とにかくかわいく和やかな雰囲気にしてくれますよね。寺にいるノラはいつも寝てますけど、経典を守ってくれた猫の子孫なのかな？だとしたら、感謝しなくては。今日も楽しい一日を。
