敬老の日

 台風が接近しています、京都東山です。朝から小雨が降ったり止んだりです。京都へは今夜半に最接近する予報で、朝から提灯を外したり、台風対策をしていました。

 さて、今日は「敬老の日」ですね。【多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う国民の祝日】です。敬老の日は、1947(昭和22)年に、兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町)の門脇政夫村長が提唱した「としよりの日」がはじまりだそうです。「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」と、農閑期に当たり気候も良い9月15日を「としよりの日」と定め、敬老会を開いたことをきっかけに、全国に広まり、1966(昭和41)年、国民の祝日として敬老の日となったとのことです。その後「祝日法」が改正され、2003年からは9月の第3月曜日に変更されました。

 一般的に、お孫さんからおじいさん、おばあさんにプレゼントをされることが多いようですね。もちろん、「老人を敬愛し、長寿を祝う日」ですから、孫でなくても自分の両親などいろいろにお祝いされる日です。私の住んでいる町内では、お赤飯が配られたりします。

 ところで、「多年にわたり社会につくしてきた老人」とは何歳からなのでしょうか。特に定めはないようですので、考えてみました。その1、日本で高齢者とされる65歳。その2、会社を定年退職した年。その3、還暦の60歳や70歳。その4、孫が生まれて「おじいちゃん」「おばあちゃん」になったとき。といったところでしょうか。しかし、60歳で還暦だとはいうものの世間ではまだまだ若々しい方が多くおられますから、現代では少し早い敬老なのかもしれませんね。

 ちなみに、私もあと数年で還暦を迎えますけれども、もし、敬老の日でお祝いをしていただけるとありがたいですが、いよいよ老人として認定されたのかと思うと何だか複雑です。しかし、そんなことよりも、健康にして長寿で、長老や仙人として生きていきたいですよ。今日も楽しい一日を。