雨上がりの京都東山です。さて、延暦寺の広報誌「比叡山時報」が届きました。比叡山時報社が毎月8日に発行しています。もちろん一般の方でも年間1200円(税・送料込み)にて購読が出来ますので、ご興味ありましたら、お申し込みお願いします。
今月号は、伝教大師さまご遠忌法要一色な内容でしたが、それとは音色の違う記事もありました。
「比叡山延暦寺VRウォークスルー」「比叡山延暦寺AR体験アプリ」の紹介記事です。VR?AR?って一体何ですか??
- VR(バーチャルリアリティー)「仮想現実」…自分が仮想世界にいるかのような体験ができる技術のこと。
- AR(オーグメンテッドリアリティー)「拡張現実」…スマートフォンやタブレット端末などの機器を使って、CG(コンピューターグラフィックス)を現実世界に映し出すことができる技術のこと。
要するに、スマートフォンやタブレットを利用して、改修中の延暦寺根本中堂の様子をあたかも現場にいるかのように様々な角度から拝観することができ、また、改修後の完成した色鮮やかな建物の姿もARで見ることができるというアプリです。グーグルマップでいうところのストリートビュー的なものですね。早速、私もスマートフォンにインストールしてみることとしますか。
しかし、この横文字ですが、1200年以上の歴史がある仏教の大本山が使う言葉なのかと思ってみたり、そのギャップが興味深かったりですが、意外と天台宗内で布教のITC化が一番進んでいるのは、延暦寺なのかもしれません。今日も楽しい一日を。
■延暦寺時報の購読 https://www.hieizan.or.jp/jihou
■比叡山延暦寺AR根本中堂/ARアプリについて https://www.hieizan.or.jp/repair/app