服の日

しょうぐうさん
 朝は雪が降っていましたが、あがって晴れ空の京都東山です。今日は「天恩日」です。「天の恩恵を受けることができる日」とされる吉日で、慶事を行う日として、結婚や引っ越し、旅行などによいと言われています。

 そして、「服の日」だそうです。「ふ(2)く(9)」と読む語呂合わせから。【衣類への関心を高め、服を着る楽しみを広げようと、日本ファッション教育振興協会及び全国服飾学校協会などが1991(平成3)年に制定。「ファッションは幸せのコミュニケーション」のキャッチフレーズのもと、定着を図ろうとしている】とのことです。

 冬は寒いので、「とっくり」を着ます。「今はタートルネックと呼ぶのよ」とお大黒。「じゃあ、チョッキも使わない?」「それは、ベストと呼ぶわね」これらの名称は、若い世代では死語となっていて、もしかすると、通じないのかも?と思います。かあさんの歌ではありませんが、子供の頃の冬服は毛糸の手編みのものが多かったように思います。私の母は、型紙から裁断、裁縫といろいろと服を作ってくれました。その手作り服はいつしか解体されてリフォームされたり、毛糸だとほどかれて全く違う形の服になったりと、そんな時代だったと思います。

 時代は流れ、ブランド品が流行るようになり、バブルが終わると今はファストファッションでしょうか。東南アジアなどで作られている洋服を着るようになりました。

 ファッションの変化や年齢に合わせて着る服は変化します。しかし、あの時着飾った思い出の洋服はなかなか手放せません。流行遅れの服でも、着続けているんですよね。さあて、この箪笥の肥やし?を、どうしたものか。今日も楽しい一日を。